涙のクリスマ
今週のお題「ゲームの思い出」
クリスマスの苦い思い出です。
小学生の頃、私は親からのプレゼントに任天堂DSのカセットをもらいました。
貰ってすぐに遊びました。なんのカセットかはもう覚えていませんが、とても嬉しかったはずです。
夜遅くなり、私は隠れて布団の中でDSをし、そのまま眠りました。
ここまでは楽しい思い出です。
悪夢は突然でした。
なにやらドンドン下から叩かれている気がしました。起きると横に姉の顔がありました。
わたしには三つ上の姉がいます。
姉とは同じ部屋です。二段ベッドで寝ています。下が姉で上が私でした。
姉は突然、
DSをよこせと言い出します。
もう時間は2時を切っていたと思います。
私は眠いし、めんどくさいので嫌だと言いました。
そして、無視をして眠りにつきました。小学生でもわかります。これは非常識なことだと。
すると、今度は突然枕で殴ってきたのです。
こうして姉妹喧嘩の始まりです。
始まりというか、私は眠くて何も発っすることができませんでした。クリスマスイブの夜ですから、遊び疲れて、完全に油断していたのです。
私は抵抗できず、DSを奪われました。
何が何だかわからず涙が流れました。
本当に恐ろしい。
姉はなんの前触れなく欲のままに襲ってくるタイプなんです。1週間何も食べていないライオンのよう。
翌日起きると、電池の切れた私のDSが姉の布団の上に開いたまま無惨に置いてありました。
本当に末恐ろしいクリスマスでした。新しい物好きの姉の前で新しいDSのカセットを見せるのは本当に危険な行為だと実感しました。
新作のカセットを買う際は兄弟にすぐ見せびらかさないことが身を守る手段だと思います。
今ではボードゲームにはまっています。みんなでやれて楽しいです。
あのクリスマスがトラウマというわけではありませんが。笑